実践本

経費になる領収書ならない領収書がよくわかる本【あれもこれも、トコトン経費】

著者:村田栄樹(ソーテック社)
概要 タイトルと同じ。
ターゲット 経営者、ビジネスマン必読(キャッチコピーのままです)
おすすめ度 ★★★★
残念度 (初心者に最適です)
発売日 平成28年4月30日

お元気ですか、覆面税理士Kです。
本日は、初心者には超おすすめ、村田先生の名著、
『経費になる領収書ならない領収書がよくわかる本』のご紹介です。

机の上の膨大な領収書の山。
電子マネー全盛の今では、もう過去の話かもしれません。

ただ整理するとなると話は別。
紙でも電子でも、使える領収書はなるだけ多く利用したい。
経営者の気持ちは一緒のはずです。
でも、税務署に睨まれるのも勘弁したい。
こちらも気持ちは同じはずです。

そんなとき、ルールブックとして使えるのが本書になります。
著者の村田先生曰く、『正しい知識を持つ者が、経費を制す』
同じ領収書でも経費になるかどうかは、あなたの知識次第なんです。

とはいっても、難しい理論や条文等はハードルが高い。
そこで本書は、そういった小難しい話は可能な限りスキップし、
ひたすら、「実例」、「実例」、「実例」。
「実例」の千本ノックな内容になっています。

本書より例を挙げると、

『仕事の合間に、一人カフェでお茶しました』
『取引先と少しだけ高額な会食をしました』
『3時のおやつにお菓子を買いました』
『出張先のホテルで朝食を食べました』
『何もしない非常勤役員に給与を支払っています』
『英会話教室に通っています』などなど。

今までNGと思い込んでいた領収書が、
見方を変えれば経費になるかもしれない。
逆に経費にするにはどうすればいいのか。
お世辞抜きに、そんなヒントが本書には詰まっています。

あくまで実例中心、身体に覚えさすタイプの本なので、
会社や事業を始められたばかりの方には、特におすすめです。